中国本科留学中の大学生のつぶやき

中国の大学に入り直した人の話。

中国政府奨学金 part2 書類選考について

今日は中国政府奨学金の書類選考について書こうと思います。

 

他の方も奨学金についてたくさん記事やブログに書いてあると思いますので、私は自分の経験から書こうと思います。

 

まず和文出願者の方ですが、希望大学はみなさん慎重に選んでください。

ホームページにも、「北京や上海の大学は希望が集中するので他の都市も選択肢として考慮してください」というような注意書きがあります。

私は当時そんなの関係ねえ!!と思い、自分が知っている北京上海の超有名大学にのみ、出願しました。

 

第一志望 北京大学

第二志望 清華大学

第三志望 復旦大学

 

周りの人に過去の事例を聞くと、この奨学金に受かった人はほとんど希望のところに行けているとも聞いていました。

 

しかし、結果として私はこの奨学金に合格しましたが、希望していたところには派遣してもらえませんでした。

 

また、和文出願書には希望する大学に通らなかった場合でも留学を希望するのかというところにチェック欄があると思います。

これも皆さん慎重に考えてください。希望する大学に派遣されなかった場合でも留学するのかどうかを。私はこれで当時非常に迷いました。

本当は北京大学に行きたかったのですが、派遣先として決まったのは対外経済貿易大学。最初から希望以外のところなら行かないという選択をしていれば良かったのですが、私は考えがそこまで及ばず、留学先が決まってから再び留学するか辞退するかを悩みました。

こう言ったことで迷わないためにもみなさんはしっかり考えてくださいね。

 

特に近年急激に中国へ留学する方が増え、中国政府奨学金の難易度も上がっていると聞きました。

北京や上海などの大都市にある大学は競争が激しく、希望が通らない場合もあるということを十分に考慮してください。そのため、和文出願書の希望大学を書く欄には、大都市以外の大学も書くことをお勧めします。

 

次は研究計画書ですが、私は主に以下の点に分けて書きました。

 

・なぜ中国に興味を持ったのか

・なぜ留学をする必要があるのか?

・なぜその学問を学びたいのか?

・なぜその大学でなければならないのか?

・将来の目標

 

規定は200字以上なのですが、私はこれらをもとに書くと軽く3000字を超えました。笑

 

HSKは必須の提出書類ではないですが、持っていたら出来るだけ提出することをお勧めします。語学力を証明することによって1年から2年の語学教育を免除してもらえる場合があります。

 

ここから先は本当に私の経験ですが、私は当時ある用事があって日本に一時帰国していました。本当にバタバタとしていて、中国政府奨学金の書類提出締め切りにもしかしたら間に合わないかもしれないという事態に陥りました。

死ぬ思いでなんとか書類全てを揃えて中国からHSKの成績証明書を送ったりと非常に大変でした。

書類準備にはみなさん出来るだけ早めに取り掛かってください!!

私のような思いをしないためにも!!(切実)

 

当時書類選考合格通知をもらった時は本当に嬉しかった。結果が届くのが遅くてもうダメかと思っていたので。

 

次回は面接について書こうと思います!

ありがとうございました!