中国本科留学中の大学生のつぶやき

中国の大学に入り直した人の話。

中国人本科生の授業を聴講してきました!

皆さんこんにちは。

 

以前にも書いたように、中国では9月が新歓の時期なので今の時期いろいろな中国の大学で新入生歓迎会をやっています。そんな私も今週末北京にある2校の大学の新歓に参加してきました!

大学の新歓ではたくさんの日本人の友達を作ることが出来ます。ほとんどはその学校の学生のみだけではなく、北京にある学校の学生でしたら学年も関係なく参加することが出来ます。学生だけではなく、中国語を勉強しに来ている社会人の方も参加しており、さらに日本語を勉強している中国人学生の方もいるので、この新歓を通して一気にいろんな方と知り合うことが出来ます。

またこの新歓の場でいろんな学生団体やサークルも参加しています。私は今ある日中交流会に所属していて、私も新歓でそのことを紹介してきました!(あまり効果はありませんでしたが…(笑))

新歓に参加するといろんな情報を知ることが出来ますので、これから中国に留学する皆さんぜひ参加してみたください。

 

さて、私は今週の金曜日に初めて中国人本科生の授業を聴講してきました。

《日本政治与经济》という授業で主に日本の政治や経済についてをこの講義で学び、歴史や文化についても節々で学ぶという講義です。

まず、私が一番不安にしていたことは先生の中国語が聞き取れないのではないか、ということでした。結果から言いますと、6割程度しか聞き取れませんでした(泣)

普段私は必修授業で留学生と一緒に授業を受けていて、その授業ももちろん全て中国語で行われるのですが、これに関しては今ほとんど問題なく聞き取れています。おそらくですが、留学生が相手なので、先生ができるだけわかりやすいように中国語を話しているからだと思います。

ですが、今回私が聴講した授業は中国人学生が相手なので、中国語を話すスピードがいつも受けている授業よりもかなり早く感じました。またおそらく先生の口癖といいますか、かなり聞き取りにくい感じがしました。(録音を取っていたので、中国人の友達に聞いてもらったのですが、中国北方の特有の訛りがあるそうです)

授業内容についてですが、始めに先生が学生たちに日本と聞くとまず何を思い浮かべるのか?と学生たちに質問し、それに学生たちが、桜、富士山、アニメなどいろいろと答えるところから入りました。

そして、2010年と2012年に中国で起こった反日運動について軽く触れてから、日本の古代の歴史から説明に入り、少し説明したところで授業が終わりました。

反日運動についての3分ほどの動画を授業内で学生達に見せていたのですが、先生がどういった意味でこの動画を見せていたのか、その意図まではわかりませんでした。

また先生はこの授業を通して、「日本は中国の隣国であり、中国にとって重要な国の一つである。」「私たちは日本について熟知しているようで実はほとんど見ず知らずの国家である。」と話していました。

確かに私たち日本人からしても、中国は歴史的に見ても非常に密接な国で、距離も近く同じアジア人ですが、中国のことがよくわからないとい方は私も含めてたくさんいらっしゃると思います。

私が思ったことですが、日本には少なからず中国に対して良いイメージを抱いていない方が少なからずおられると思います。しかしそれはおそらく中国人も同じことを思っているんだろうな、と思いました。ですが最近日本へ来る中国人観光客の方が大勢いて、だんだん中国人の日本に対するイメージも変わってきているのではないかとも感じます。

こういった話は少し難しいですが、私が今中国に留学し、中国で学んでいることが今後の人生において役に立つと信じて勉強していこうと思います。

では今日はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございました!